2006年11月20日

ダイノバイザーで大画面を

ヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)というのがあります。
頭にかぶるタイプのディスプレイで、搭載されている液晶のサイズは小さいのですが、超至近距離で画面を見るため、まるで大画面を眺めてるかのように映像を楽しめるようになっています。

タカラから発売されたヘッドマウントディスプレイ『ダイノバイザー』は、『3m先にある120インチのディスプレイを見てるような大迫力が楽しめる』というふれこみで発売されました。
入力端子としてコンポジット端子がついており、ゲーム機のみならずビデオデッキ等も接続可能で、「これを買えば大画面で色々なゲームや映画が楽しめるんだ!!」と非常にわくわくしながら発売日に店に買いに行ったのを覚えています。
(当時4万円近くで購入。今にして思えば、お店の方もよく仕入れていたもんです。)

家に帰ってきてから中身を取り出し、とりあえずはまずゲーム機で大画面を堪能しようとプレイステーションを接続。
リッジレーサーを起動。
タイトル画面で左右のピントのズレをダイヤルをまわしながら調節し、いざゲーム開始。

・・・10分もプレイしないうちに「ああ、やってしまった・・・。こんなものに数万円も出したオレの馬鹿…。」という後悔の念が…。

とにかく画質が悪すぎる。
搭載されている液晶ディスプレイは解像度が低く、それを超至近距離で見ているため、ドットとドットの隙間がものすごい拡大されて目につきます。
映画の字幕程度の大きさの文字とかならまだ読めるものの、細かい文字などはつぶれてよく見えません。

おまけに、コントラスト調整のダイヤルがついているも、色飛びや暗い部分が緑がかったりと発色はものすごく悪いです。

『3m先にある120インチのディスプレイを見てるような』については、確かに視界には余計なものが移らないし、一応視界一杯に画面が映るので迫力があるにはあるのですが、ドットとドットの隙間が目立つのでやっぱりどうしても「近づいて画面を見ている」感がすごいです。

おまけに、これ使ってるとすぐに曇ってくるんですよね。


購入当日でいきなりがっかりしてしまうも、何とか出した金の元はとろうと、汚い画質でも頑張ってこれで色々なゲームをしたり映画を観ようとしました。
レースゲームでは細かい描写が潰れるためコースの先がすごい見にくく走れたもんじゃないですが、キングスフィールドのようにゆっくりとスクロールするタイプのならまだ遊べました。
画質の悪さをなんとか我慢すれば、画面以外は視界に入らないため没入感を味わえました。
(3D酔いする人にはきついでしょうが。)

映画は顔のアップとかならともかく、ロングショットとかだとキャラが何をしているかさっぱりわからなくなるので、しばらくしないうちにこれで映画を観るのは完全に諦めてしまいましたね。


ダイノバイザーでおもいきり痛い目にあうも、結局大画面の夢は捨てられず、後になって中古で8万円くらい使ってプロジェクターとスクリーンを購入してしまいました。
(プロジェクターの方は解像度が高かったし、発色も良かったしで、かなり正解でした。こっちは映画とかゲームとかで結構使用してたりします。大画面はやはり没入感と迫力がすごいです。)
posted by gameiroiro at 19:53| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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